2013-01-01から1年間の記事一覧

悪の組織

よくよく考えてみると、悪の組織というのは面白い。 組織というのは、円滑に運営しなければ、かえって目的を遂行できなくなったり、組織の構成メンバーたちが著しい損害を被ったりする可能性がある。だから、組織として活動する以上、構成員の仲たがいや情報…

暗さの理由

シリーズもののミステリー小説が読みたくなって、吉永南央の『萩を揺らす雨』と『その日まで』の2作品を古本屋にて購入。2作品は、「紅雲町珈琲屋こよみ」シリーズの第1巻と第2巻に該当する。ちなみに、まだ第3巻は出ていないようだ。 この作品の主人公…

しょっぱいコンクリート

某大物政治家が、またも自分の発言によって騒ぎを起こしたらしい。敵の揚げ足をとり、自分に有利な場を作る。これも良い政治家であるための仕事の一つだと思うので、失言の少なくない政治家は、それだけでも悪い政治家と呼べるだろう。自分の支持者や属する…

因習の耐えられない重さ4

憶測と妄想に基づいて議論してきたが、これまでの話を要約しておく。僕の限られた経験では、学問(国語、数学、社会、理科、英語)をがんばる方が、スポーツをがんばるよりもリスクが低い。しかも、一度スポーツでがんばる生き方を選んでしまうと、その道で…

足元を見るということ

県立図書館で何冊か借りてきた。その中に、『夫婦別姓大論破!』(洋泉社)という本があるのだが、読んでいて驚かされた。驚かされたといっても本の内容にではない。何人前の借主だか知らないが、本の扱いの酷い人がいたらしく、角の折り曲げられたページがい…

因習の耐えられない重さ3

肉体に依存して生きることは、頭脳に依存して生きるよりもリスキーだ。これが、前回の結論だった。 運動のみが得意な佐藤君は、今回、無事にスポーツ推薦によって、志望した高校に入学した、と仮定して欲しい。もちろん、勉強のみが得意な山田君も、無事に志…

因習の耐えられない重さ2

あり得ない仮定ではあるが、ここに、勉強のみ得意な子供と運動のみ得意な子供の2人がいるとする。今後、勉強のみ得意な子供を山田君、運動のみ得意な子供を佐藤君と呼ぶ。もちろん、どちらも架空の人物だ。 小学生、中学生だったことのある人ならば、山田君…

因習の耐えられない重さ1

バスケットボールや柔道で、暴力が話題になっている。少年時代が明治や大正だった世代は既にほとんど生きてはおられないであろう昨今、たいていの大人は、小学校⇒中学校⇒高校という義務教育+αを経験していることだろう。そうであれば、野球部やサッカー部の…

アゲインスト・マッスィーン

去年のことだけど、googleの自動走行車が、ちょっとしたニュースになった。米国のある州では公道を走ることができるようになったとか、あと数年で実装した自動車が市場に出回るだろうとか、「明るい」論調のようだった。ただ、課題は残されているらしく、1)…

色の革命

いわゆる「色の革命」と呼ばれているもの。話題性を水増しするために「革命」と呼ぶことにしただけではないか?と疑われるものもいくつかある。これも前回と同様、ウィキペディアに詳しく記載されている(内容の真偽はともかくとして)ので、レジュメにもなら…

世界の領土問題

整理してみようと思ったら、内容の真偽はともかくとして、ウィキペディアにまとめられていた。⇒http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A0%98%E5%9C%9F%E5%95%8F%E9%A1%8C#cite_note-2できるだけたくさんの土地を領有したいと思うのは自然なことだ。生活するのに…

原点回帰

背景が白というのは、目に厳しいような気がしたので、背景を黒板に戻してみた。原点回帰、流行の言葉で言えば維新である・・・・・・ちょっと違うかもしれない。しかも、すでに日陰に追いやられた感すらする言葉になってしまった。でも、戻るというニュアン…