2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「ヘ」テロパスカル

以下、僕の邪推です。 どうってことのない(と思っていた)問題が、表現の規制(特に性的なものに関して)に発展しつつあるようで、正直戸惑っている。 「なぜ性を売らなければならない子供が存在するのか?」という問いに、規制推進派の人たちは、「買う人がい…

「空」想から何かへ

月に一度の研究会があった。他ゼミの院生と顔を合わせる数少ない機会だ。 研究会が終わってすぐに、ある先輩院生からマルクスの『資本論』以前の著作が、当時のヨーロッパでどのくらい売れたのか?特に、どの層の人に売れたのか?という質問をされてしまった…

「無」為徒食

僕の好きな著者の本に、人間は「ファウスト型」と「モーツァルト型」とに分類できるという考えが紹介されていた。趣味や遊びに生きているようなタイプは、「モーツァルト型」に属するらしく、一昔前のモーレツサラリーマンのような人や教養主義者のような人…

「ミ」ーム

「ゲーム脳」がまだ議論になっていたとは知らなかった*1。 ゲームもスポーツも勉強も、やり過ぎは良くないというだけの話なんだと思う。 仮に、一日中ゲームばかりやっている子供が、何らかの暴力事件を引き起こしたとしても、ゲームをやっていたことに原因…

「寝」耳

http://mainichi.jp/select/today/news/20090618k0000m050061000c.html こいつはヤバイぜ!ネーミングセンスの良いスタッフが誰もいなかったのだろうか?アメリカにあるような似非寿司屋の名前みたいだ。 http://mainichi.jp/select/opinion/yoroku/news/200…

「イ」ズ・マネー

Time is money. ベンジャミン・フランクリンが言ったとされる言葉。時間の大切さをマネーに絡めて説いた言葉であり、解釈する人によって、タイムとマネーのどちらに力点を置くのかが微妙に違う。しかし、どちらにしても、単に時間の大切さのみを訴えた言葉で…

「牛」の経済

岩波書店のPR誌『図書』は、近所の書店に行けば無料で入手でき、豪華な執筆陣によるエッセイや小論を読めるのでお得だ。 今回の2009年6月第724号には、以前日記にも書いた食肉の話*1に関連したエッセイが掲載されていた。赤松明彦氏の「ヴェジタリアンとい…

「豚」の効用

http://www.excite.co.jp/News/society/20090611/JCast_43028.html40歳になった時点での余命は、 太っている男性の平均余命41.64年×12ヶ月ということで、 余命約500ヶ月のまんじゅうということになる。 要は、中庸が一番ということかもしれない。

「1」対多数の勝負

戦隊モノも好きだけど、1人で組織に立ち向かう孤高のヒーローの方が好きだ。1人で組織に立ち向かうという設定は、現実的ではないかもしれないけれど、はなっから現実ではないのだから、気にはならない。新しい作品の中では、「仮面ライダークウガ」がかなり…

「嘘」でも真でもない

友人であり先輩であるM氏から『長江7号』という周 星馳(チャウ・シンチー)の映画を貸してもらって観た。数日後、映画を観た感想などをM氏と話しているときに、登場人物たちの台詞の中に、日本語の字幕&吹き替えに反映されていないものがいくつかあった…

「上」着を穿いて町へ出よう―逃走篇―

唐突に江戸と西洋との「裸」観の違いなんぞを比較したりなんかして、大雑把にも程があるのだけど、いい加減な気分で続けたいと思う。 実は、前回長々と書いた駄文は、これを見せたいためだけに書き始めたものだった。 話をなんとかこの写真へと持っていこう…

「上」着を穿いて街へ出よう―散歩篇―

「裸」というものをどのようなものとして社会に位置づけるか?これは、これまでも、そして、これからも人間社会にとっての難問であり続けるのだと思う。 裸婦の絵を見て、「何て素敵な芸術だ」と思う人もいれば、「お下劣!燃やしてしまえっ!!」と思う人も…