2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「無」獣力

ここ数ヶ月というもの、肉や魚を食べていない。野菜とキノコばかり食べてる。菜食主義に目覚めたわけではなく、ただ何となくそうなってしまった。ただ、肉を食べたいという欲求は、確実に弱くなっているとは思う。歳とともに味覚が変化したのかもしれない。 …

「ス」ウィートホーム

二年くらい前から、僕の所属する学部ではゼミ対抗のディベート大会(自由参加)が年2回開催されている。幸運なことに、僕も僕の師もディベートというものが嫌いなので、今のところ参加を回避できている。 何回か前の大会では、若い世代の婚姻率低下を解消する…

「キ」リギリス

「アリとキリギリス」では、すっかり悪役のキリギリス。アリの蓄えた食糧が、越冬するのに必要な量よりも余分にあり、しかも、アリに楽曲を楽しむ感覚があったなら、キリギリスの演奏をアリの食糧と交換することでWIN-WINの関係になれたはず。ただし、アリの…

「た」かさき

M市に住んでいた僕にとって、近くて遠い街だった。だからこんなニュース*1は全く知らなかった。 大学という機関には二つの顔があると思う。 1、研究機関としての顔(学問追究に貢献する人材の育成) 2、将来保障機関としての顔(経済活動に貢献する人材の育…

「タ」イプライター

ワープロの愛用者が今でもいることは知っていたけれど、タイプライターが今でも生産されているというのは意外だった*1。でも、考えてみたら、ワープロと電子タイプライターとの間には、それほど大きな溝があるわけではないようだ。それに、機能も機構も単純…

「油」断した!?

昼食が学食だったので、そのついでに大学生協書籍部へ寄った。店舗面積の都合上、商品数はそれほど豊富ではないけれど、商品の種類は結構濃い。だから、時折、誰をターゲットにしているのかがわかならいモノを扱っていることもある。今日は、運の良い?こと…

「百」人一首

小学生の頃の記憶力の良さには驚く。英語必修化には嫌な予感しかしないけれど、英語や日本語の語彙数をあの頃に出来るだけ多く蓄積しておいたなら、その後の人生は大分楽だったろうと思う。 さて、その貴重な時期に、某県民は、極めてローカルなカルタに興じ…

「動」かない日

ここ数日間、机の前から動かない日が続いている。だからといって、何か作業をしているわけではなく、肝心の仕事にとりかかろうとすると、指も頭も動かないのである。 こんな時に限って、やらなくてもいい読書の方に力が注がれ、余った時間(本当は余分な時間…

「ミ」ネルヴァのフクロウ

「ミネルヴァのふくろうは、たそがれがやってくるとはじめて飛びはじめる」*1(法の哲学Ⅰ、中公クラシックス)という有名な一節。この記述に登場するフクロウは、あくまで哲学の隠喩ではあるのだけど、ヘーゲル御大は、どんなフクロウを頭に浮かべてこの一節を…

「鵜」呑み

今日は節分。鰯の頭を柊に刺して玄関先に飾ったり、大豆やピーナッツを在りもしない鬼に投げつけたりするシュールな日。伝統を支えているのは、それを鵜呑みにする人達だ。 「泣いた赤鬼」の好きな僕としては、鬼も福もウェルカム。【今日の読書】 『パンツ…

「ト」ルネコの野望

ニコラス・ケイジ主演の「ロード・オブ・ウォー」という映画(以前、当ブログでも名前を挙げた)がある。実在した武器商人(死の商人)*1の半生をモデルにした良作だ。 よくよく考えてみると、ドラクエⅣの世界で真に恐るべき存在は、ピサロでも勇者でもなくトル…