Silly wake

 挙国一致という言葉やそれに近いニュアンスの言葉が、新聞やテレビで言われているのを見て、ふと思ったことがある。中学・高校の歴史の授業で習う大正から昭和20年代にかけての日本も、実は今のような雰囲気だったのではないかと。1tの重さの鉄鋼板も、1万人で持ち上げれば、1人あたりの負担は100グラム程度。全体主義だって、それに加担した人たちに課された身心的負担は、ささいなものだったかもしれない。もちろん、負担は平等かつ公平に分配されていたわけではないけれど。
・・・・・・当時の雰囲気については、要研究である。

【本】
『世界の「独裁国家」がよくわかる本』(橋本五郎監修、グループSKIT編集、PHP文庫)
『日本の難点』(宮台真司著、幻冬舎新書)