硝子の措置

日曜日、研究室から自分の荷物をいくらか運び出した。休学中も机は占有していて良いのだけど、どうしても必要な本だけは実家に持って帰らなければならない。
せっかく中心地に来たので、乾電池や懐中電灯を買いに○○○○カメラへ。単一電池と単二電池だけが売り切れていた。単三電池はよりどりみどりだった。かつて、単一・単ニ電池がこれほどまでに輝いたことがあっただろうか?単三電池との立場が完全に逆転してしまっていた。
まさか、頼まれたおつかい一つ満足にこなせないとは思わなかった。
帰省後しばらくの間は、計画停電中に限ってではあるが、日没とともに寝る生活が続くのかもしれない。

被災地以外の場所には、浮き足立っている人が多数いるらしいけど、こんな時こそ義務教育で習得した「おかし」or「おはし」の出番だ。
1、押さない(煽らない)
2、かけないor走らない(あせらない)
3、しゃべらない(金と手だけ使う)

仕方ないので、単三電池を単一電池に変える魔法のソケットでも買うことにしようかしらん。

【本】
『リストラとワークシェアリング』(熊沢誠著、岩波新書)
『新しい労働社会―雇用システムの再構築へ』(濱口桂一郎著、岩波新書)