バイバイ・スクール

昨日、僕の旧友からの手紙が実家に届いたと、母からの電話。
母校の中学校が、来月をもって閉校となり、来年からは、隣町の中学校と統合され、新しい中学校が開校されるということを知らせる手紙だったらしい。突然の話で驚いた。母校消失である。
ネットで母校の名前を入力して検索してみたら、去年の11月には、中学校の最後を記念して、地域の人たちへの校舎一般公開が行われていたということを知った。「コンクリートから人」が消えてゆく。
母校がなくなるのには驚いたけれど、母校に去年入学した新一年生の人数は、70人足らずということを知って、もう一度驚かされることになった。僕の頃と比べると、一学年あたりの人数が半減している。全校生徒合わせても270人程しかいない。僕の頃は、各学年に140人ずつくらいはいたはずなので、何だか嘘みたいな減り方だ。何クラスかは、教室ごと漂流しているんじゃないのか?
財源という決定的な問題があるために、実現可能性はゼロに近いということは分かっているのだが、超少人数学級(生徒数10〜15人)を実現するための土台は、整っているという見方もできるのかもしれない。

※タイトルは、はやみねかおる作品から。

【本】
『数学の学び方』(彌永昌吉著、ちくま学芸文庫)
【DVD】
L.A.コンフィデンシャル」:「コカンフィデンシャル」ではない。