「流」転姓名

 夫婦別姓が現実味を帯びてきたという噂を聞いた。苗字も名前もダーマ神殿?でいつでも変更できるようにすれば良いんじゃないだろうか。個人的にはそう考えているので、夫婦別姓くらいでは中途半端な気がする。結婚したら、全くオリジナルな苗字を夫婦で考えるというのもアリだと思う。どっちにしても、住基カードがあるんだから、戸籍管理上のトラブルは、そんなには起きないように思う。
 仮に、姓名変更を自由化すれば、「夫婦別姓」と「子どもの苗字どうするの?」とか「親にもらった珍奇な名前」とか「あの人の出生地はもしや!?」とかの諸問題は、一挙に解消へと近づくだろう。時間を支配するのは無理そうでも、姓名なら支配できそうだ。



【本】
『批判的主体の形成[増補改訂版]』(田川建三著、洋泉社MC新書)
『[新装版]ヨコハマ買い出し紀行』第4巻(芦奈野ひとし著、講談社)
『くらなど。』vol.2(水碕睦月ほか著、ハーヴェスト出版)