「ク」リ○○ス

 この時期に「く」ということは、やはりあれについて書かなくてはならないのだろうか。
 クリスマス成立の来歴については、ネットや辞典で調べれば色々分かると思うので、特に触れない。クリスマスというイベントが教えてくれるのは、どんな思想でも普及&浸透させようとするならば、妥協が大事ということだろう。どんな文化圏に属する地域であっても、先行する慣習や祭祀というのがあるわけで、それらを出来るだけ除去して特定の行為や考えを根付かせようとするならば、やっぱりカスタマイズは避けられない。人為的にカスタマイズされる場合もあれば、月日の経過とともに何となく変わっていってしまったという場合もあるだろう。
 今でも盛大に行われるこのイベントは、今後どんなふうに変化してゆくのだろうか?
 極端な自然愛護と少子高齢現象とが相まって、【トナカイの乗るソリを大量の老人が引いている図】が、クリスマス恒例のイラストになるかもしれない。ソリはもちろん、間伐材で出来ており、袋の中身は、赤ちゃん。
 ところで、バンプの「R.I.P./Merry Christmas」買った。素晴らしい。年末のBGMは決定。それと、3日ほど前、「天体観測」の歌詞を解明しようと試みた。A4×4枚くらいの文章量になったけれど、解明できない歌詞と疲労感が残っただけだった。



【今日の映画】
「秘密のかけら」(監督・脚本:アトム・エゴヤン)
【今日の読書】
『考える日々3』(池田晶子著、毎日新聞社):タイトルの「3」は、本来ローマ数字なんだけど、文字化けしてしまうので仕方なく。
『鑑識・米沢の事件簿2〜知りすぎていた女〜』(ハセベバクシンオー著、宝島社文庫)