「ツ」ツガムシの刺す頃

 八○場ダム:未来のことは誰にもわからない。そして、天気予報の的中率からも分かるように、自然の動向を正確に予測するのは至難の業だ。だから、ダム建設自体には、見つけようと思えばいくらでも建造する意義を探し出すことが出来る。だけど、計画立案(1952年)から着工(1994年)までの約40年間、一度も河の氾濫が生じなかったという事実を踏まえたならば、「もしかして、このダムいらなくね?」と思った人が1人か2人はいたのではないだろうか*1
 消○者庁:僕は通信技術というものに疎いのでよく分からないけれど、省庁間の連絡って飛脚かなんかを利用しているのだろうか?それとも下っ端職員が伝令役を務めているのだろうか?21世紀になっても省庁間の距離の近さが大事だなんて、科学技術の進歩もたいしたことない*2
 理想の物件:もしも、消○者庁の方々が距離を気になさらないようであれば、八○場ダム建設(永久に?)予定地という良い物件がある。肝心の消費者がほとんどいないけれど、その意味では永田町と同等の条件だし、何より賃貸料に関するクレームを一掃できるのが素晴らしい。温泉もあるしネ。それに、庁の地方移転によって、町が復活するかもしれないという特典までついてくる。地域活性化は、支持率を固めるための助けにもなるから、距離の問題さえ気にしなければ、良いことばかりだ。