「タ」ミフル

 院内感染ならぬ寮内感染の危機だ。学部生の誰かがインフル氏に感染したとのこと。危機から逃れるためにも帰省しようと思い立ったのだけど、折り悪く世の中は帰省ラッシュ。どの便も満席で、帰るに帰れない。
 アイデアを文章へと転換する糸口がつかめず、論文執筆が遅々として進まない昨今なので、帰省することによってニュートンばりに新しい理論を二つ三つ思いつけるに違いないと目論んだのだが、どうやら計画倒れになりそうだ。
 院内ならば、病気に対する様々な準備が整っているだろうけれど、寮内感染の場合には、黒死病が大流行しないのが不思議なくらいの環境なので、想像絶する未来が待ち受けていそうで恐ろしい。知人が、「ウィルスや細菌にとっても寮は過酷だ」と言っていたけれど、今はこの言葉を信じ、自室待機していよう。
 それはそれとして、近々帰省しようとは思っている。帰省ラッシュが終わり次第、いつものように電車で帰ることになるだろう。

【最近のアニメ】
ストライクウィッチーズ」:第2巻と第3巻(第3話〜第6話に該当)を観た。ブリタニアのお偉いさん(チャーチルとか)と御足をむき出しにした士官(ヴィルケ中佐)とが1つの画面に並んでいる光景は、なんだか凄まじい。
【今週の読書】
『中世の身体』(J・ル=ゴフ著、池田健二・菅沼潤訳、藤原書店)