「臨」界都市

 某インフルが大変なことになっているらしい。フェーズ4の定義が新たに変更されたり*1、感染者や死亡者が置かれていた医療環境が考慮されていなかったり*2、ポークを食すのは危険!?という噂が流れたり、情報の受け手である僕たちを混乱させるには事欠かない。冷静に受けとめるべき点はまだまだ多いようだ。
 名前の挙がっている国々の医療環境がどのような状態なのかは知らないけれど、少なくとも米国は、医療格差の大きな国家として有名だ。バラックのような家に住み、ギャングの抗争が繰りひろげられているような場所で生活している場合、死が何によってもたらされたものなのかは特定が難しい。軽い風邪でもこじらせて死ぬかもしれないし、健康体でも死ぬかもしれない。
 素人なので適当なことしか言えないが、ウィルスと死との関連性に着目した場合、ウィルスそのものの威力以外にも、その受け皿である人間側の状態(日頃の栄養状態とか医療環境の充実度とか)も死ぬか生きるかの決定に大きく作用するような気がする。
 とりあえず、豚丼でも食べて体力温存か?

【今日の映画】
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
【今日の読書】
ロードス島戦記 灰色の魔女』(1)(水野良著、安田均原案、角川スニーカー文庫)

*1:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090428-00000076-scn-bus_all→この記事では変更後のフェーズが使われているが、変更されたことには言及なし

*2:もちろん例外もある→http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009042802000065.html