意気地なし

 裁判員制度 | 裁判員制度の紹介には、「国民のみなさんが刑事裁判に参加することにより,裁判が身近で分かりやすいものとなり,司法に対する国民のみなさんの信頼の向上につながることが期待されています」と、制度の意義が、何だか軽いノリで記されている。
 僕は基本的に意気地なしなので、裁判員制度にビクついている。裁判員が参加するのは軽犯罪だけなのだろうと高をくくっていたら、死刑判決の可能性もあるような重犯罪も含まれることを知って、恐怖した。つまり、間接的にではあるが、人を殺す覚悟を求められるわけだ。
 この制度の善し悪しは、まだわからないけれど、制度のパンフレットやリーフレットには、覚悟の必要性について一言触れておいた方が良いような気がする。上戸彩さんの写真の横に、覚悟云々について書いてあったら、それはそれで気味が悪いけど。