「ね」んぴ

 8月下旬からスタートした「バランスのとれた食生活」企画。リバウンドを避けるためにも、「十分な野菜を摂ること」「満腹感を覚えるまで食べること」この二つを鉄則として守ってきた。その結果、既に4、5キログラムも体重が落ちた。僕の場合、ボクサーの減量と違って落とすべき余分なものが多量に残されているので、おそらく70キログラム付近までは結構な速度で減量が進むだろうとは思っていたけれど、このペースは速すぎる気がする。でも、無理をしているわけではないし、ダイエッターズ・ハイに陥ったわけでもない。それなので、このペースの速さの理由は、もしかすると自分に最適な方法を見つけてしまったからということなのかもしれない。だとすれば、こんにゃくご飯、おそるべしである*1

【今週の読書】
『「月給百円」サラリーマン 戦前日本の「平和」な生活』(岩瀬彰著、講談社現代新書1858):大正から昭和ヒトケタまでの庶民生活を経済面においてしっかり描こうとした力作。「モガ」は、現代でいうところの「ガングロ」のような扱いを受けていたことを知った。
『「生活者」とはだれか 自律的市民像の系譜』(天野正子著、中公新書1323):経済学および経済思想(経済学の背面にある学者的価値観のようなもの)を、抽象的で生活と切り離された世界から脱出させ、庶民の生活という具体的な世界へ接近させようと奮闘した人々の見解がコンパクトにまとめられている。