「つ」るぴか

 小学校の高学年までの僕の漫画生活は、コロコロ:ボンボン=8:2くらいの比率で構成されていた。ジャンプのような少年誌の存在は知ってはいたけど読んではいなかった。
 当時のコロコロとボンボンはジャンプのようなお化け雑誌ではなかったものの、黄金時代といっても過言ではなかったと思う。当時のコロコロで記憶に残っているのは、藤子不二雄作品、つるピカハゲ丸くんおぼっちゃまくん、熱血カンフークラブ、あまいぞ!男吾、のんきくん、がんばれ!キッカーズダッシュ!四駆郎、魔界ゾンベえ、かっとばせ!キヨハラくん、ビックリマン・・・・・・etc こんなふうに僕が列挙するよりもこれを見たほうが早いかもしれないが*1、これにボンボンのラインナップ(一連のガンダム関連漫画、ファミコンゲーム関連漫画、お下品ギャグ漫画など)を加えれば、小学生の世界をサバイブすることが可能だったように思う。
 手塚作品を軸に展開していたためなのか、当時のコロコロは小学生文化(ジャンプ読者層を除く?)の創作基地だったような気がする。まだまだ、商品の広告塔としての性格は弱かったんじゃないだろうか?ボンボンもアングラ風な路線をつっぱしっていたような気がする。
 もう10年以上も両誌から遠ざかってしまったことになるけれど、今でも小学生の世界に大きな影響力を持ち続けているのだろうか?コロコロの方は、連載中の「絶体絶命でんじゃらす じーさん」がヒットしたらしいし「ポケモン」は安泰らしいから大丈夫なのだろうけれど、ボンボンはどうなっているのだろうか?

追記:
ボンボンで連載していたロボット漫画でかなり好きだった作品があったのだけど、どうしても名前が思い出せなかった。今回の日記を書いている最中に「インパルス」というワードが突然頭に浮かんだのでググってみたら、漫画の名前が判明した。「超機甲爆走ロボトライ」というタイトルだった。誰か覚えている人いますか?
設定も主人公たちの容姿も結構良かったし、アニメ化に適した作品だったと思うんだけど、かなりマイナーな漫画として位置づけられているみたいだ。一体何が悪かったんだろう?