東京

 趣都に行ってきました。ShunさんとOYJさんと連れ立って。
 当たり前のことだけど人が多かった。私の故郷では七夕祭りとか初市とかでもない限りあれほどの人込みを体験することはできない。僕はアダルティな買い物を2,3した。アダルトという意味ではOYJさんにはとても敵わないけれど、とても満足だった。Shunさんの邸宅にお泊りし、東京見物の続きをしてから帰路についた。

【今週の読書】
『消費セラピー』(辛酸なめ子):新刊です。
『カポネ』(佐藤賢一):新アル・カポネ誕生!
『睥睨するヘーゲル』(池田晶子):一見、読みやすそう。でも理解するのは難しい。
『「ニート」って言うな』(本田由紀ほか):巷で話題の「ニート」について知りたくなって、関連する書籍を手にとりました。ジャパニーズ「ニート」は、しっかりとは定義されていないあいまいなものだということがわかりました。
『働くということ』(ロナルド・ドーア):著名な社会学者です。どこぞのエセ社会学とは違う、本物を味わってください。
ハーメルンの笛吹き男』(阿部謹也):「ハーメルンの笛吹き」は、1200年代のドイツで本当にあった事件(120人の子供が消えた事件)をもとに作られているのは事実なのだそうです。なぜ子供たちは消えたのか?なぜ笛吹き男というフィクションが加えられたのか?当時の社会の実情から、その謎に迫っています。
『日本社会で生きるということ』(阿部謹也):日本には「個人」は存在しない。存在するのは「世間」である。日本社会の分析が読みやすいタッチで描かれています。
『「教養」とは何か』(阿部謹也):近代を通じて変わっていってしまった「教養」の意味を再考し、本来の「教養」の意味を明らかにする。それがこの本のテーマなのだと思う。