本当に久しぶり

 二日にあった面接試験も終わり、いろいろなことが一通り終わりました。約二週間後の合格発表によってある意味本当に終わるかもしれませんが。それまでの二週間は、積んであったゲームや小説の消化に費やすつもりです。論文を書くことで、締め切りに追われる作家の気持ちというものを疑似体験することができ、それとともに、人間は寝ないとヤバイということも身を以って知りました。論文を書き終えたのは、締め切り当日の朝九時でした。
 論文を書いている間に、世間では英雄(?)が犯罪者(?)になったり、建築物が実はジェンガだったことが判明したりと大変だったみたいですね。僕の方は、論文が実はジェンガだったことが判明したりして大変でした。おかげで、面接では嫌な汗で背中を濡らすことになりました。面接試験で重要なのは「黙ってしまわないこと」なので、がむしゃらにしゃべり続けました。どうやら面接はOKらしいのですが、語学の試験が人生の明暗を分けそうです。

 遅くなったけれど、今年の抱負は「読んだこと(見たこと)のない映画や本は批判しない!」ということにしました。ニートとかオタクとかフリーターとかを論じている人たちを見て、自分もあの人たちのような過ちを犯しているということに気づきました。詳細な調査もせずに批判したり、予測したりするのは好ましいことではありません。今後、出来るだけ自戒します。だから、とりあえずは「読まず嫌い」を克服することにします。石原慎太郎村上龍辻仁成も・・・・・・etcちゃんと読みます。

【今週の本】
萌え経済学』(森永卓郎講談社):TUNOさんに借りました。経済学っぽい記述は、1行程度しかありませんが、大変面白い本でした。
超人計画』(滝本竜彦角川書店):やっと読むことができました。滝本ファンなら買いかも。残り2作の小説も読みます。
刑務所の中』(花輪和一、???):なんだか食欲が湧きます。映画も見てみようと思います。
『ブス論』(大塚ひかりちくま文庫):思ったよりも冷静な視点で書かれています。ただし、文庫の解説を書いている人は、この本を曲解しているようでした。