怪傑っ!

寮の先輩が借りてきた『快傑ズバット』の最終回見ました。1977年に放送していたもので、これぞ最強の打ち切り特撮です。
話がとびます。シーンがつながりません。重要な人物が終了間際になって突然現れます。なおかつ知り合って数年来の友人の如く振舞います。自然な流れに編集しようなんて気はさらさらないようです。そしてとてもとても渋いストーリーです。
出来れば借りて見てください。
真剣に見ている先輩の隣で、吹き出しそうになるのを必死で我慢してました。
小さい子供にウケナカッタのもわかります。
実家にはなぜかズバットのヘルメットがありました。モノゴコロつく前からあったので、親戚の誰かが置いていったのでしょう。
 話は変わって。マルクス・エンゲルス全集を買うだけの余裕と決意があれば良いのですが、そうもいかず。最近は[図書館で本借りる→コピーする→製本する]という工程を繰り返す日々です。
コピー機の発する緑色の光が目から消えません。

【今週の読書】
恩田陸の『Q&A』(2004年6月、幻冬舎)という本が欲しいのですが、文庫になるまで待つつもりです。『剣客商売』あいかわらず読んでます。ドラマ化を記念してテレビの1シーンが帯にプリントされているものがあるのですが、僕としては「三冬」(本編のヒロイン的役割)の配役が好きになれません。小説を読むときに重要なのは頭に浮かんでくるイメージだと思うのです。だからドラマの配役のイメージが脳に焼きつかないように、文庫の帯をなるべく見ずに家に着くなりすぐにやぶって捨てています。ですから、映画化された作品等によく見られる「表紙を映画の1シーンにする」という方法があまり好きになれません。できれば抽象的なデザインの表紙にして欲しいです。それと作家の顔写真を載せるのも好ましいこととは思えません。・・・・・・まあ、ワガママな意見ですが。