情報融解

公:「実は○○という事実を隠してました」→庶民:「知ってた」or「察してた」
そんなことの繰り返しな日々。

昨日、テレビを見ていたら、突然、テレビ画面が砂嵐のようになり、故障かと思っていたら、「驚かせてゴメンね」というナレーションとともに、地デジ変更のお知らせをする画面へと切り替わった。
そういえば、以前、「これからのテレビは双方向」云々というようなことを放送局の人たちが言っていたことがあるから、

画面を砂嵐に切り替えるという嫌がらせをすることで、視聴者にケンカを売る

心無い視聴者がケンカを買い、放送局へクレームの電話・メール・FAXをする

さらに地デジへの移行を煽る

繰り返し

というような双方向コミュニケーションを実践して見せることで、双方向メディアとしての面目を保とうとしているのかもしれない。
こうして、地デジに移行しない「わからず屋」どもにコミュニケーションの素晴らしさを教え広めるとともに、地デジへ移行すれば、テレビを媒介することによって、電話やメールやFAXのような間接的手段に頼らなくとも、「俺ら(放送局)と直接ヤりあえンゾコノヤロー!」というメッセージを示唆してくれているに違いない。


追伸:無線LANの親機を買い換えた。理由は、今まで使っていたのは弟から譲り受けたものだったけど、どうやら、アダプタ内部で接触不良を起こしているらしく、親機の沈黙する回数が増えてきたから。今度は、子機とおそろいのメーカーにした。

【本】
『変見自在 サダム・フセインは偉かった』(高山正之著、新潮文庫)
『おもちゃ革命』(森下みさ子著、岩波書店)