「竹」輪の穴

http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200911270016.html
決定したわけではなさそうだけど、暗い気持ちになるニュースだ。僕の分野もかなり優先的に削られかねないので、他人事ではない。このニュースの場合は、予算云々だけの話ではないようだが。
 でも、国家や個人が、学問に出資するのには動機があるわけで、出資者の判断に従わなければならないのは、雇われ研究者の運命のようなものだから仕方ない。今やっていることが好きならば、出資が絶たれた後でも自分で出来る範囲を可能なやり方で続けることになるだろう。巨大な研究設備を必要としない分野の人は、大学制度成立以前の学者(錬金術師みたいな)に回帰出来るかもしれない分、幸運なのかもしれない。






【今日の読書】
『それでも子どもは減っていく』(本田和子著、ちくま新書)
【今日の映画】
「REVOLVER」(監督:ガイ・リッチー、脚本:ガイ・リッチーリュック・ベッソン):ダメだ。難しくて理解不能