「靴」下の再利用

　寮では、洗濯機が共用なので、知らないうちに靴下の片方を見失ってしまうなんてことが結構ある。今、手元には、相方を失った不幸な靴下たちが4本ある。捨ててしまうのは何だか忍びないので、再利用法をネットで調べてみた。
　結局、「これだっ！！」というような利用法は発見できなかったのだけど、靴下の片方だけが消失するという現象は、かなり一般的なものであるらしいことが判明した。とりあえず、4本の靴下は、手に着装するタイプの雑巾として活用することにしようと思う。

【今日の読書】
『読書術』(加藤周一、岩波現代文庫)：単なる技術論ではなく、自然科学と社会科学の違い、雑誌と書籍の違い、母国語の本と外国語の本の違い、などなど、文章の背景にある様々な違いが、読書にどのように作用してくるかについても考察されている。文章は簡潔で読みやすく、エッセイとして読んでも面白い。
『ルポ　貧困大国アメリカ』(堤未果、岩波新書)：少し前に話題となった本。米国の暗部を知るための良い入門書。サクッと読める。