苦しいこともあったけど、私は馬主です

実は2月の最終週を実家で過ごしました。久々の実家の居間にはテレビデオが鎮座しておられました。側には金曜ロードショウなどを録画したと思われるテープが3本。ある日、そのうちの一本を再生してみました。
北の零年
それがテープの中身でした。
これまで生きてきて、これほど無意味で無味乾燥な時間を経験したことはありませんでした。
この映画の特徴を一言で言えば、「時間がすっ飛ぶ」というところでしょうか。上映されてから大分時間もたったので、この特徴は多くの人が知るところとなっているかもしれませんが、聞くのと経験するのとでは大きな違いがあります。
この映画を観た誰もが、デュオに対面したポルナレフの気分を味わうことができるという貴重な映画です。まだ観てない人は是非是非!

追伸:この映画の監督が、例の『セカチュー』や『クローズド・ノート』の監督でもあることを昨日知りました。やはりそうか。

【今週の読書】
『斎王の葬列』(内田康夫著、新潮文庫):内田康夫初体験。テレビドラマの方が面白いかも。
【今週の映画】
映画ではないけれど、実家にいる間、妹が「アットホーム・ダッド」(再放送)と「貧乏男子」を観ていたので、一緒に観ていた。それと、親が「きんぱち先生」と「鞍馬天狗」を観ていたので、一緒に観ていた。
最近のドラマは、ジャンルに関係なく「軽さ」を重視しているようだった。