白熱消費

話題の買占め行為。実家周辺でも発生しているらしい。ママンの話では、米もパンもトイレットペーパーも、ともかく生活用品のほとんどが買占められてしまっているとのこと。てっきり東京だけの問題だと思っていたので、意外だった。4月に帰省する際には、是非とも乾電池(単一)を買ってきてくれ!と頼まれた。
日本の豊富な品揃えのスーパーをあっという間に空にしてしまう購買力。お金を眠らせておくにも程があるだろう。
日本人は強い貯蓄性向があるという眉唾な話がある。そんな「性向」があるかどうかは別として、もしかすると、お金を使うのが下手なのかもしれない。
昨日あたりから買占め行為にも落ち着きが見えてきたらしく、スーパーの棚にも商品の姿がちらほらと見られるようになってきたらしい。ちなみに、僕の実家には、眠っているお金がなかったらしく、買占め行為に走ることがそもそも出来なかったそうだ。
水道水、ほうれん草、牛乳が、原発事故との関連で話題になっている。ただちに健康に害を及ぼすものではないし、控えた方が良いものでもあるらしいので、どのように対処するかは「勝手にしやがれ」ということなのかもしれない。
デフレ対策で消費税増税をやろうとする姿勢にも見られるように、「黒いカラスは白い」というような見解を表明することに一種の美学を持っているのだろう。一貫しているといえば一貫しているのかも。
とりあえず実家には、食品の産地に気をつけること、水はしばらくの間買うようにすること、二点を助言しておいた。実害の有る無しに関わらず、「良くない」と確定している物質の混入した食品を買う人なんて、あまりいないだろう。

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「Mr.ブルックス